仕事にも休日にも着るシャツ|Magnetic frontfly shirtsの生地と立体袖

機能的なシャツを選ぶとき、生地の名前に加えて見たいのが、袖の切り替え、前立て、ポケット、裾の構造です。HLVTCのMagnetic frontfly shirtsは、正面をすっきり見せる比翼仕立てと、背面のスプリットラグランによる三枚袖を組み合わせています。吉村がこの生地を選んだ決め手は、紫外線を遮る機能と速乾性があり、シャツジャケットとして羽織れるほど生地にしっかり感があることです。

正面と背面で異なる袖の見え方

商品説明では、フロントからはコンパクトな比翼シャツに見え、バックはスプリットラグランの三枚袖という構成です。シャツを正面の写真だけで判断せず、背中と袖の切り替えも見比べてみてください。

設計者は、シャツやジャケットの立体的な袖と、パンツの3DカットをHLVTCの特徴として挙げています。精密なパターンワークは、素材を選ぶことと並ぶ設計の要素です。このシャツでは、前後で異なる袖の構成が、その具体的な確認点になります。可動域の角度や他製品との差を示す測定値は、本稿では扱いません。

比翼の前立てと、マグネット付き胸ポケット

前立ては比翼仕立てで、本水牛ボタンを使用しています。マグネットで開閉するのは両胸のガンフラップポケットです。商品名の「Magnetic」から、前立て全体がマグネットで留まると捉えないよう、開閉する場所を確認してください。

すっきりした前立ての見た目と、胸の収納の開閉を、それぞれ別の構造として考えると特徴が分かります。ポケットに入れるものは大きさや厚みが異なるため、具体的な持ち物の適合は購入前にお問い合わせください。

サイドスリットから考える裾の使い方

裾にはサイドスリットがあり、商品説明では前身頃だけをボトムに入れる着方も提案しています。仕事の日は比翼を閉じて、手持ちのパンツと合わせたときの裾の位置を。休日は前を開け、Tシャツの上に羽織るときの身幅と着丈を見比べてください。

掲載寸法は肩幅50cm、身幅60cm、着丈75.5cmです。これは服の寸法であり、着用する人の身体寸法ではありません。手持ちのシャツと、測り方を揃えて比べる際の参考にしてください。

機能素材と形を一緒に確かめる

素材欄はポリエステル100%。商品説明では、繊維の芯部にセラミックを封入したクーリング素材と、UVカット機能が紹介されています。速乾性も、この生地を選んだ理由の一つです。シャツ一枚で着る日と、Tシャツの上に羽織る日では、同じ生地でも見たいところが変わります。羽織りにするなら、前を開けた写真で身頃の落ち方を、手持ちのシャツと寸法を比べて重ね着の余裕を確かめてください。

素材に求めることと、服の形に求めることは異なります。肌に触れる素材、袖の構成、胸の収納、裾の扱いを順番に見れば、自分の着方に合うかを考えやすくなります。

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